髪の毛が湿気ですぐに広がる、うねる。毎朝のブローに時間がかかる、くせがまっすぐにならないなど、くせ毛でお悩みの方はとても多いです。そこで美容室で強いくせ毛の悩みを一気に解消する施術メニューが「縮毛矯正」でフィンフでも多くに方がいらっしゃっています。
縮毛矯正を経験したことはない方でも興味があって施術かよくわからない方もいると思います。そこで、縮毛矯正の工程をメインに詳しく解説していきます。
縮毛矯正をかけるかどうか迷っている方や髪のくせで悩んでいる方は参考にしてください。
フィンフの縮毛矯正は「ビーワン縮毛矯正」というメニュー名で従来の縮毛矯正にビーワントリートメントを行い縮毛矯正特有の傷みを軽減しふんわりサラサラを実現します。縮毛矯正とビーワン縮毛矯正の違いもおりまぜながらわかりやすく解説していきます。
縮毛矯正の工程、施術の流れ
①カウンセリング 毛髪診断
髪の毛を見させていただき仕上りのヘアースタイルなどを相談します。
フィンフでは頭皮も確認し、髪の履歴(ここ最近過去のパーマ、カラーの内容)を確認します。
仕上がりヘアースタイルもご相談させていただいて工程を想定し使う薬剤の検討にはいります。
②プレシャンプー
後ほどシャンプーをするタイミングがあるので軽くシャンプーをします。
フィンフでは汚れ具合によってはプレシャンプーはせずに最初にビーワントリートメント行うこともあります。
ビーワントリートメントはビーワンバランスとビーワンサポートを1:1で混ぜたものを大きいスポンジで頭皮に浸透させる作業です。
毛穴からビーワン水が頭皮に入り毛根が吸ってくれて毛の内部から潤う状態を作ります。
基本的にこの浸透作業を二回行います。時間はかかりますがビーワンシステムではこの作業がもっとも重要なのです。
③1剤の塗布
くせのあるところ、縮毛矯正を効かせたいところに薬剤を付けていきます。細かい作業なので「塗布」というより丁寧につけていくというイメージです。
髪の毛の状態に合わせて2、3種類ぐらい分けて1剤を付けるときや時間差を使って作用の強弱をつけていきます。
ダメージの大きい毛先、ダメージを受けやすい顔周りの毛、ご自身で顔周りだけアルカリカラーをされてそこだけダメージを受けている場合など
状況はさまざまなのでその状態に合わせて薬剤を分け選び、経過時間も差をつけて行います。
この薬剤(くせをしっかり伸ばす強いタイプ、中間の強さのタイプ、毛先やダメージ毛用のタイプ)選びと経過時間の判断を間違えると弱っている毛に強い薬を作用させ、毛が耐え切れずよりダメージになることが想定されるのでこのポイントも美容師にとっては重要です。
基本的に縮毛矯正の最初の薬(1剤)は頭皮には付けません。なぜかというと1剤で頭皮からの生え方が固定されその根元をブラッシングなどで刺激を与えると根本から切れて広範囲で脱毛のようなトラブルになるからです。このような恐ろしいトラブルは美容室業界で無くなないのです。くせを伸ばしに美容室に行ったら脱毛状態になったとは絶対にあってはならないことです。
1剤が想定通り効いているかチェックをします。これを美容師は軟化チェックと言います。軟化チェックをいろいろな方法があります。
フィンフでは軟化チェックの後にコーミングを丁寧に行います。この流す前のコーミングが仕上がりに大きく影響すると思っています。
理由としてはストレートにしたいところに薬を付けるのですがその先も思ったよりうねっている事がるからです。この中間のわずかなうねりもしっかりストレートにするために短時間ですがコーミングで薬を作用させストレートにします。
④1剤を流し
このタイミングで1剤を流すシャンプーをします。
⑤処理剤もしくはトリートメント後ドライ
縮毛矯正1剤流しのシャンプー後はドライ後にアイロン作業になります。
そのドライ前に毛の状態に合わせて保護剤やトリートメントまたは処理剤を使いアイロンの熱に耐えられるようにします。
フィンフではドライ前のビーワンバランスや流しの時に流すトリートメントを使うなどします。
ドライの具合のアイロンプレスのスケジュールに合わせてすぐにアイロンプレスするところは100パーセントドライで後半にドライするところは
90%ぐらいのドライにしておきます。